伊豆・読書旅行 下見

本屋フォッグ×『湯文好日』(文芸フリーペーパー)企画の「伊豆・読書旅行」の日取りが6月28日(土)29日(日)に決まり、その中身を決めるために修善寺に下見に行きました。修善寺の地の空気を知って、旅行の目玉である旧天城トンネルに行くこと。それが主たる目的でした。

修善寺駅は東京駅から2時間程度。伊豆の踊り子号に乗れば、乗り換えなしの終点駅です。東京駅で軽食を買い、乗り込んで本を開いていれば着いてしまいます。旅行の参加者は東京駅から行く人ばかりではないとは思いますが、こうやって本を読んで修善寺に向かうところから読書旅行は始まることになりそうです。

修善寺駅から、集合場所となる温泉場までは徒歩だと20分くらいでしょうか。駅前には「長倉書店」という書店があり、本屋好きであれば、選書のこだわりを感じながら楽しく過ごせるでしょう。到着早々、本を買って荷物が増えることになりそうです(私も2冊買いました)。

読書旅行では、食事処は自分で選んで自由に過ごしていただきます。地元の方おすすめのお店を訪れるのも良さそうです。宿泊場所も共通ではなく、歴史ある旅館に泊まるもよし、ホステルに安く泊まるもよし。私は今回、Hostel Knotというホステルを選び、バックパッカーらしい人たちと一夜を過ごしました。

旧天城トンネルは、川端康成『伊豆の踊子』の舞台となっている場所で、車を停めてから30分ほど緩やかな山道を登ると行くことができます。下見のようすを公開した動画中では、トンネルの外観はお見せしないことにしました。少し疲れるかもしれないけど時間を掛けて、読書好き、文学好きで集まって、『伊豆の踊子』の舞台を訪れる。そして、その夜、読書会をする。
「読書をする旅行」というより、「この旅行自体が読書の一部」と思ってもらえるような企画にしていきます。下見のようすを動画でご覧いただけると嬉しいです。